眠むの木
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テンピュール枕マットや低反発ウレタンフォームについての評価・評判

テンピュール低反発ウレタンフォーム

一時はブーム的になってしまった低反発ウレタンフォームの枕やマット…。ご使用条件やお好みによって評価がかなり分かれるところ。どんなものかお問い合わせが多いもので、カンタンにご説明しておきます

テンピュール

低反発ウレタンフォーム(以下低反発ウレタン)は、枕の素材としてかなり浸透し、各社が競って新商品を開発してきました。初めは枕でしたが、マットレスその他の寝装品にも使われるようになっています。

いろんな商品が売り場に現れ、また消えていきました。 人気商品をはじめとする低反発ウレタンを使ったいろいろな枕やマットレスってどうなんですかねぇ… 低反発ウレタンフォームその評価 評判は…

◆京都の布団専門店「眠むの木」の結論

日本国内の一般のご家庭の寝室の環境を考えたら…一般的な体型、体質の方には、「眠むの木」としては、積極的にはおすすめしておりません

じゃどんな方にお奨めするかといえば、「骨格、突起」痩せ型で、部分的に骨格の突起等が見られる方…
一般的に良いとされている少し固めで支持性のある敷き布団にお休みになる時、部分的に負荷がかかり、痛さを感じられる方には、良いと思います。

但し、十分湿気対策には注意が必要です。またウレタンフォームは、直射日光にさらすと、劣化が著しく進みますのでその点は、ご記憶いただく必要があります。


今の世の中、数年前にデパートや大型スーパーの寝具売り場を埋め尽くしていたその「低反発ウレタンフォーム製品」はどこへ行ったのでしょう?あれだけ引っ張りだこだった枕も、スポットライトを浴びていた「メインステージ」から少し、いや相当メインステージから離れた横の棚に移されています。種類も少なくなっています。

寝具業界ってなんと○○○ない業界なんでしょう…ある意味がっかりの部分があります。売り場から少しずつ姿を消していった低反発ウレタン製品は、「良かった?悪かった?」眠むの木の答えは、「良かったし、良くなかったし…」となります。

その特性やメリット・デメリットの説明を受け、お買い上げになられた方はおそらく納得してお使いになっておられ「良かった組」に大半がおられるでしょう。大半がとお書きしたのは、説明を受けていてもそれが不足していて期待に反した使い心地にガッカリされた方も少なくないと思うからです。

悪かった組」は、ほとんどテンピュール等低反発ウレタンフォームの特性やデメリットも分からないまま「流行っている」「雑誌で見たから」「店員にすすめられたから」等、何となく買ってしまわれた方に多いと思います。

売り場から姿を消したからって、決して低反発ウレタンフォームが全く良くないものだ、という事ではございません。やはり体型や体格によって、今でも快適にご使用になられているお客様も多くおられますし、「眠むの木」も、お客様の、体質・体型によって、おすすめする場合もございます。

ご使用になられる地域、お部屋の環境によっても左右されるものです。お買い上げになられる場合は、かならずお近くの寝具専門店や、ネットのプロショップにご相談される事をおすすめします。

以下は、基本的に2006年にアップしたものです。

まくら 低反発

★アンケートをおとりしました★

先日、「眠むの木」が販売させていただいたお客様にお電話でアンケート調査をさせていただきました。ご家族分全部を低反発ウレタンマットに買いなおしいただいた○堀様の場合は、皆様の評判も大変良く「朝起きる時に、痛さがなくなり、買って良かった。」とお喜び頂きました。

また、田○様にも、「睡眠時間はそんなに変わらないにもかかわらず、朝起きるのが楽になったような気がする・・・。」とのお返事も頂きました。結論としては、夏場にご満足頂いているお客様は、特性上ムレ感があるため麻100%の敷パッドを併用して頂いているお客様ばかりでした。

反面、聖護院にお住まいの、岡○様のように、「初めは、調子よく使ったけれど、最近暑くなり夜にはムレ感が有って眠れないので、今は使ってない・・・。」と言うお返事もありました。

やはり、低反発ウレタンマットは夏場対策が必要であることは、間違いないようです。 もちろん当然のお話ですが・・・

一般的なメーカーの低反発ウレタン製品の次の問題は、冬場に気温が(室温)が15度を下回ってきた時の“硬さ”の対応です。

●説明書を読むと、「体温と体圧によって変形し…」との文言が記載されています。体温によって硬さが変わるという事は、室温にも反応するわけです。

まずお買い上げになる前に、低反発ウレタンの特性上その事を頭に入れておく事が後々の評価に響いてくる事をご了承下さい。

評価が高かった前述の、○堀様の場合は、比較的硬めのベッドマットの上に、厚さ4cmのパッドタイプをご使用です。体の沈みを支え、隙間を埋めるという、低反発ウレタンの特長を生かす使い方でした。

一方あまり良い感想をいただけなかった岡○様の場合は、特に骨格の変形も無く、今ご使用の、敷き寝具に何の不満も無く、「ブーム」的な興味でご使用になられた状態です。おまけに少し厚い目の11cmタイプ。

夏場は、室温も上がり、マット自体がかなり柔らかくなり、腰やお尻の部分が、必要以上に沈み込み、おまけに「蒸れて」良く眠れない状態であった事が予想されます。

●どちらかといえば、後者のご意見が目立つように思います。

●低反発ウレタンフォームの寝具をご使用になられる場合は、その素材の特性/長所と短所を認識し、また体質・体型・お部屋の環境を考えて、お買い上げになられる事をお奨めいたします。

●お部屋の環境と書かして頂いたのは、エアコンなどで空調の効いた販売スペースで快適に眠れた低反発ウレタンマットレスが、そうでない、場所で同じ状態では眠れないという意味で、「環境」と表現いたしました。

温泉旅館のお布団

■実店舗にも以下のようなお客様が時々ご来店されます。「この前、温泉旅行に行った時、そのホテルの寝具が、低反発の枕と敷布団だった。とてもよく眠れたのでその様な低反発ウレタンの枕が欲しい…」と言うもの。果たしてそれはどうなんでしょうか…。

温泉旅行。日常とは違う環境で眠るわけです。それも美味しい夕ご飯をいただき、眠る前にその日3度目?ぐらいの「お湯」につかり…。どう考えても、体は少々疲れ気味で、エアコンが効いたお部屋では、そこそこの品質の寝具でも…バッチリ「熟睡」出来るはずです。^^)

その「温泉ホテルの睡眠環境」と、私たち一般庶民の毎晩の「家庭の睡眠環境」は同じでしょうか?良く考えてください。全く同じ寝具を使っても、必ず朝の目覚めの感覚は異なるはずです。その点は「よ〜くご記憶下さいネ…」

とにかくこれほど、評価にバラつきがある寝具もめずらしいです。とにかく最寄の「プロ」にご相談を。


テンピュールの評価テンピュールの評判テンピュールの使い心地

京都市の北部、上高野にお住まいの○島様も、なが〜いお付き合いをさせて頂いております。 先日も、ご来店され寝具のお話をしていたところ、 「実は朝起きるとき身体が少し痛いのと、あんまり良く眠っていない…けっこう睡眠時間が短いの。」とのお言葉。

お話をお聞きして、低反発ウレタンフォームのマットレスを提案させていただきました。もちろん、メリット、デメリットをきちんとご説明し、お届けいたしました。 数日後に使い心地のご確認のお話を入れるつもりのところ、○島様よりわざわざお電話があり、

「非常に快適に眠れるようになり体調もらくになった。」との感想をいただきました。 心配していた、熱さ、ムレ感の問題は「夏は、暑いもんやから、仕方がないやん…。」とのこと。

熱さに関しては○島様は少し例外かもしれませんが…。

とにかく、かなり良い評価をして下さった事は間違いナシ!!やはり、体質や体格によってお奨めしても良い商品だと再確認したことをご報告させていただきます。


【結論】
低反発ウレタンフォームマットレスは、体型と、環境によってかなり評価が分かれる物だと思います。お買い上げの前に、お好みその他を、販売員に充分ご相談の上、お求めになられる事をお奨めいたします。



テンピュールってどうなの

ウレタンフォームは合成樹脂のポリウレタンを発泡させたもので、ポリウレタンフォームともいわれます。原料はポリウレタンの原液に発泡助剤などを加えたもので、これをかくはんすると発熱して膨らみます。原料の種類と組み合わせによっで、ウレタンフォームの硬さや弾力性などが変わります。
ウレタンフォームには
@用途に合わせて成型できる
A用途に合わせたクッション性が得られる


さまざまなウレタンフォームの中でも、押されたときにゆっくりと沈み、ゆっくり戻る、適度な粘性をもったものを低反発ウレタンと呼んでいます。この適度な粘性が、身体のラインに沿っていろいろな寝姿勢に適合することから、枕やマットレスなどの寝装品の素材として用いられています。

低反発ウレタンの粘性を出すためには、多くのポリウレタン原液が必要となるため他のポリウレタンよりも価格は高めです。


低反発ウレタンには
@枕の場合、頭の圧力を均一に分散して、肩・首・頭部の負担を少なくできる

Aマットレスや敷きふとんの場合、体圧を分散するため血行を妨げない

B多気孔なので通気性が良く、むれにくい

C湿気が内部にたまりにくく、室内に立て掛けておくだけで乾燥するので、日干しの必要がない、などの特長があります。

低反発ウレタンの中には、体圧だけでなく体温にも反応して、身体の凹凸に合わせて沈み込むタイプのものもあります。

とメーカー各社は言っておりますが・・・


低反発ウレタンは、日本では規格や基準が定められていないため、メーカー各社がそれぞれ独自に開発しています。そのため、価格や質にかなり差が見られるのが現状です

しかし@通気性、A引き裂き強度、Bへたりにくさ、C混入物、などを考えると、極端にに安価な商品には注意が必要です。


現在、市場に出ている低反発ウレタン枕、マットレスの殆んどの製品が気温10度前後で硬くなってきます。最近では、それを改良された製品も出てきましたが、常温での硬さや粘性、反発速度等々お好みが分かれるところです。 また、一般的には夏季はムレ感や柔らかすぎるというご意見が多いです。

特にウレタンフォームは製造段階で泡の中に膜が張り、製品の段階でも残っています。低価格の製品はそのまま商品化されますので、夏季は頭が熱くなり快適ではありません。

眠むの木がご提案している商品は、殆んどがオープンセル加工(膜を取り除いてある)の商品です。ただ、ご説明上、2,000円前後の商品も展示しておりますが、上記の理由で余りお奨めはしておりません。

ここ数年、低反発ウレタン枕がブームですが、よく売れているという理由だけで購入する事はお奨めできません。

寝装品専門店やデパートの枕コーナーを訪れ、実際に使い心地や高さ、大きさなどが自分に合っているか、試してから購入される事をお奨めいたします。


例えば「テンピュール枕は定価販売と聞いていたのに、量販店で安く売っていた!!」といった声がございます。これは、並行輸入されたテンピュール枕が値引き販売されていたようです。

日本の販売元はテンピュール一ジャパンで、この社の商品には保証書が付き、カバーの洗濯表示が日本語です。並行輸入された枕には、これらがなくまた、日本人仕様ではないので高さや品質も微妙に異なります。日本のような高温多湿の環境ではヨーロッパ仕様の商品は快適度は劣ります。

ドイツの名車○ンツでも、ドイツ国内仕様の並行輸入車で日本の夏場はチョッとトラブルが…。

とにかく、ブーム(流行)でそれらしい物をお買い上げになっても快眠を得られるかどうかは少し疑問です。

是非お近くの専門店で納得のいくまで説明してもらうのがベスト!!


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お奨めのフォーム敷布団

一般的な体質の方で、お手入れが出来にくい方にお買い上げいただき好評をいただいている敷布団です。もちろん全てのユーザーにご満足と言うわけではありませんがお買い上げいただいてご使用のお客様に評判が良い、高い評価をいただいている敷布団です。

マニフレックスメッシュウイング

身体を受け止めて 凹凸をサポートするマニフレックスメッシュウイング


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