日羽協のゴールドラベルとは羽毛布団に付けられている品質表示ラベルです〜京都「眠むの木」
日本国内では、羽毛・ダウン・フェザー・羽根を詰めた製品がイロイロ販売されています。京都「眠むの木」が取り扱う羽毛布団・羽毛寝具はその中でも大きな部分を占めた製品と言えます。 布団製品に詰められている羽毛・ダウンの品質のランクを表示しているのが日羽協のゴールドラベルです。羽毛布団の品質に関わるラベルですので、京都「眠むの木」のオーナー矢持正三の文責でお書きいたします。
日羽協とは
日本国内で羽毛製品を製造しているメーカーや販売企業が加盟する組合が「日本羽毛製品協同組合」略して「日羽協」と呼ばれる組織です。「日羽協」につきましては、正式に公開されているこちらの日羽協のHPをご参照下さい。
日羽協の業務内容の中でも「ゴールドラベル」について京都「眠むの木」の考えとスタンスについてお書きいたします。その日羽協発行のゴールドラベルですが、羽毛製品に詰められる羽毛の「力・ちから」を「dp／ダウンパワー」という単位で測られた数値を基本に4種類のゴールドラベルで分類されランキング分けされたラベルです。
dp／ダウンパワーの計測の方法は、スチーム法で前処理した羽毛30gを、内径29cmのシリンダーに入れ、荷重用円盤94.3gを掛け、そのときの高さを測定し羽毛の体積を求め1g当りの体積をダウンパワーとして計測するものです。
プレミアムゴールドラベル ロイヤルゴールドラベル エクセルゴールドラベル ニューゴールドラベルとは
日羽協が発行する4種類のゴールドラベルは、日本国内では国際羽毛協会（IDFB／International Down and FeatherBureau）に登録されている検査機関も含めた・一般財団法人 カケンテストセンター・一般財団法人 ボーケン品質評価機構・一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター（QTEC）・一般財団法人 ニッセンケン品質評価センター等の検査機関に依頼し得られた検査結果を基にランク分けされています。
その単位は「dp（ダウンパワー）」です。そのダウンパワーでランク分けされた4段階の内容は、品質の優れた順からプレミアムゴールドラベル440dp以上、ロイヤルゴールドラベル400dp以上、エクセルゴールドラベル350dp以上、ニューゴールドラベル300dp以上、の4ランクに分類されています。
日羽協の各ゴールドラベルの範囲について
ここでご理解いただきたい事は、各ゴールドラベルの数値には幅がある事です。ちなみにロイヤルゴールドラベルの場合は400dp〜439dpの範囲となり40dpもの「パワー」の差があります。
実際に400dpと439dpのダウンを同じ生地、同じ充填量で製品化した場合には明らかに製品の仕上がり状態に差が出ます。最高品質ランクのプレミアムゴールドラベル（440dp以上）も同様で440dpの原毛と460dp・480dpの原毛は、同じプレミアムゴールドラベルになりますが品質に差があり、それに伴い製品価格もかなりの差が生じます。
日羽協のゴールドラベルは「大まかな判断の基準」であると考えますが各ラベルの中で個体差がある事はご理解いただきたいと思います。
京都「眠むの木」の羽毛布団には日羽協ゴールドラベルは添付しておりません
京都「眠むの木」のオリジナル羽毛布団は、安心安全の羽毛布団として責任をもってお届けしますが、日羽協のゴールドラベルにつきましては羽毛布団への添付は行っておりません。
京都「眠むの木」の羽毛布団の品質表示の基準は
羽毛布団業界では近年、製造・小売業の一部業者でそれぞれの会社の規格基準を設けダウンの品質に数値単位を付け「品質保証ラベル」を発行されておられる場合もございます。
基準数値に幅のあるものや、任意の各業者が個々に設定した単位では「ほぼ100％輸入品である羽毛」のランキング分けに曖昧な部分が生じる可能性があります。
京都「眠むの木」では個々の業者の発行するラベルも否定はいたしませんが、ダウン原毛は必ず個体差があるため品質検査内容の数値は「世界基準を遵守する事が基本」と考えています。
そのため原毛ごとに国際羽毛協会／IDFB（International Down and Feather Bureau）の
公認検査機関／IDFLInternational Down and Feather Testing Laboratory)により検査された結果数値／フィルパワーとダウンパワーの数値ラベルを日羽協の各種ゴールドラベルの代わりに添付しております事、ご理解の上ご了承いただきますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。
全てのオリジナル羽毛布団には、安心安全の証明ヘルシーダウン認定のダウンを使用し個別の数値の表示を行っております。
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