おかいものかご カート

布団寝具のトレードオフ
・あちらを立てればこちらが立たず

ダブルフェース羽毛布団

布団寝具選びの検討中に
必ずご記憶いただきたい事実


●布団寝具のトレードオフあちらを立てればこちらが立たず●

【1】羽毛布団のトレードオフの事実

(a)通気性と吹き出しリスク・バティスト生地

(b)吹き出さないけど蒸れるラミネート加工

(c)吹き出ないけど仕切りが外れる羽毛布団

(d)暖かいがムンムン暑い羽毛布団

【2】敷布団のトレードオフの事実

(e)軽いけどペタンコの敷布団



【A】羽毛布団の側生地の通気度

羽毛布団の一番重要な機能は、(1)保温力と言えます。それに匹敵する機能は(2)吸湿発散性です。

(2)の機能は、羽毛や羊毛の様な動物性繊維に見られる特性です。木綿わたの様な植物性繊維には、吸湿性はありますが、自ら取り込んだ湿気を逃がすの放湿性機能はあまりありません。

(2)の機能を生かすには、適正な値の側生地の通気性が必要です。通気性を良くすると蒸れ感はなくなりますが、反面ダウンファイバーの吹き出しのリスクが高まるため、重要なのは通気性のバランスです。

(1)バティスト生地の
「トレードオフ」

一般的な60番手や80番手の綿生地の通気度は3.5〜4.5t/sとなりますが、100番手以上の品質の良い平織り生地/バティスト/は通気度が5〜7t/sと高い数値を示しダウンの放湿性機能を高めます。その反面、ダウンの劣化が生じた場合や、品質の良くないダウンを充填した場合には、ダウンから脱落したダウンファイバーの吹き出しリスクも高まる事をご記憶ください。


基本の目次に戻る



(2)ゴアラミネート生地の
「トレードオフ」

ダウンファイバーの吹き出しリスクが低い「ゴアラミネート加工」も同様に「トレードオフ」として、バティストと逆に蒸れ感や暖かさの「質」の相談も目立ちます。

通気度の検査数値では、問題がなさそうですが実験と実際には多少の相違点があると京都「眠むの木」では考えます。通気度の検査・実験は一定の圧力をかけて空気の通気度を検査をしますが、通常使用時は加圧しない状態でのご使用となるからです。


ゴアラミネート/一般的に推奨している 業者による丸洗いの結果、水圧でゴアラミネートが剥がれてダウンの吹き出しのご相談が多い事実。


基本の目次に戻る



【B】キルティングミシン目からのダウンファイバーの吹き出し

羽毛布団やダウンジャケットから、細かなダウンファイバーや小さな三日月型のネックフェザーが飛び出す事があります。生地本体からの吹き出しもありますが、キルティングのミシン目の様な小さな穴からも「小さな三日月型のネックフェザーや脱落したダウンファイバー」が出てきます。

(3)シームレス・ノンキルト羽毛製品の「トレードオフ」

羽毛布団業界では数十年前に「スミソニアンキルト」と称されるミシンで縫っていない構造の羽毛布団が販売され始めました。

ここで「トレードオフ」。実際にミシン目からの吹き出しは無くなりましたが、ミシン縫製のキルティングと比較して接着部分の耐久性が弱く、数年のご使用で固定部分が外れてダウンの移動偏りが生じてしまう事がしばしば見受けられる事になりました。特に適正な状態での「丸洗い」時に融着部が殆ど外れてしまった事例もあります。

(4)ユ○クロのシームレスダウンジャケットの「トレードオフ」

昨今話題になっているユ○クロのシームレスダウンジャケットのクリーニング時のトラブルと全く同じ状況です。羽毛布団の業界では、シームレスキルトは今では、殆ど見られなくなりましたが、ダウンジャケットの動向が気になるところです。ダウンジャケット表面にミシン目が無く吹き出しのリスクは低くなったものの、ドライクリーニングに出したら壁が外れてブロックがどんどん大きくなって行く…。


基本の目次に戻る




【C】多層構造の暖かさと蒸れ感

寒い部屋でお休みの場合や、体質的に寒がりの方にとって「暖かい羽毛布団」と言うのは良いイメージがあります。暖かさをアピールした品で最近特殊構造の羽毛布団が多く市販されています。暖かい事は間違いありませんが…

(5)多層構造の羽毛布団の
「トレードオフ」

ダブルフェース羽毛布団

★羽毛布団の中に手を入れられるビックリ構造で中央部にナイロンの風船が入っている構造。

その様な羽毛布団の中には2層キルトで構造的に中心部分に通気性が殆ど無いナイロン布が使用されている品もあります(すべてがその様なモノではないとは思いますが 少なくとも私が羽毛布団のリフォームのために解体した多層式の羽毛布団の98%がそうでした。)

この様な羽毛布団は非常に暖かい?否 暑い…。真冬以外は、寝床内の湿気が抜けないため暑くて寝苦しい…一般的に「暖かい」と言う事は良い事ですが、寝床内の湿度調整機能が著しく劣るムレ感/暑さを感じる構造の製品となり、ダウン機能を生かしていないもので京都「眠むの木」では取り扱っておりません。


★何とも言えない妙な経験

お客様のイメージの『良い羽毛布団』とのズレがあった経験。下の「羽毛ランキングチャート」をご参照ください。市販されている最高級羽毛布団は適正な品質のA++のマザーグースダウンが充填されています。その左上の雲の上に「アイダーダックダウン」が位置します。

羽毛布団のランキング

アイダーダックダウンの中でもトップクラスの品質を誇る、アイスランド北西部フィヨルド地帯に生息するダウンを第三国を通さずに日本国内に輸入して仕上げているのがDT-7です。そのDT-7羽毛布団をお買い上げいただいたお客様からメールで「DT-7は本物のアイダーダウンですか?」とのメールが届きました。

驚いてその理由をお聞きしました。「今使っているアイダーダウン羽毛布団は、冬でも汗が出るほど暖かいのにDT-7は、今使っているアイダーダウンの様に暖かくない」とのお返事です。後日確認させていただいたところ「シルク生地の裏側にナイロン使いのネオアイダーの羽毛布団」。全くアイダーとは別物です。

京都「眠むの木」として言いたい事「汗が出るほど暖かい」と言うのはお布団としてNGです。ベストとしては「ほのかな暖かさで、決して寒くなく、朝までぐっすり眠れる」お布団が最高です。繰り返しですがアイダーダウンは汗ばむような暖かさとではなく快適な羽毛布団とご理解ください。


基本の目次に戻る



【2】敷布団

「トレードオフ/あちらを立てればこちらが立たず」という現象は、掛布団のみではなく、もちろん敷布団にも多くの事例が見られます。

(6)軽さと寝心地・耐久性の「トレードオフ」

敷布団について、お客様からのお問い合わせやご希望の中で一番多いのが「軽くて寝心地の良い敷布団は何ですか?」との内容です。もちろんそれに加えて「長持ちするもの」です。

結論としては、いろいろな素材を使用した敷布団が開発販売されているが、「軽くて扱いやすく寝心地が良く長持ちする敷布団」となれば、まず無いというのが京都「眠むの木」の率直な認識です。ご予算にゆとりがあり、かなり高額でも良いと言う場合でも、1枚でそのご希望の条件を満たす敷布団は無いです。

ただし、2枚敷(2枚を重ねて使用する)ならおすす出来る敷布団は、いろいろあります。その基本が「眠むの木」が推奨する「体を支えるベース層と、凹凸を包むパッド層」の組み合わせです。簡単ではありませんが、いろいろな組み合わせによって必ず適正な敷布団は見つかるはずです

敷布団の基本はこちらのページに詳しくお書きしていますのでご参照ください

copyright(c) 2004-2019 e-nemunoki.com All Rights Reserved.

戻る