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羽毛布団の吹き出しはどうして起こるのか。

ゴアテックス加工羽毛布団

羽毛が使われた商品を使用をしていると、羽毛が飛び出す"吹き出し"を一度は見た事はあると思います。
羽毛布団でこのような吹き出しが起こる理由と対処法についてお話します。

ダウンファイバーの吹き出しは完全には防げません

羽毛布団は構造上、内部に充填されているダウン(極小の羽枝)が、 ご使用中にわずかに生地表面へ出てくる場合があります。 これは羽毛製品の特性によるもので、完全にゼロにすることは難しい現象です。

ダウンプルーフ加工と通気性のバランス

ゴアテックス加工羽毛布団

羽毛布団の生地には、羽毛の吹き出しを防ぐため 「ダウンプルーフ加工(目潰し仕上げ)」が施されています。 これは織物の目を細かく整え、羽毛が外へ出にくい状態にする加工です。

しかし、目を詰めすぎると通気性が損なわれ、 羽毛本来の快適性が低下してしまいます。 そのため、吹き出し防止と通気性のバランスが重要になります。

強い圧力は吹き出しの原因になります

羽毛布団の一部に極端に強い力が加わると、 生地や縫製部分に負担がかかり、吹き出しの原因となることがあります。

  • 羽毛布団で跳ねる羽毛布団の上を歩く
  • 猫が爪とぎをするペットの爪とぎ
  • 羽毛布団で跳ねるお子様が上でジャンプする

羽毛布団は「掛けるもの」ですので、上から強い圧力がかからないようご注意ください。

掃除機の強い吸引にも注意

羽毛布団に掃除機をかけるイラスト

お布団のホコリを取ろうとして、 アタッチメントを付けずに強い吸引力で掃除機をかけると、 生地を傷めてしまう恐れがあります。

また、本来吸い出す必要のない繊維まで引き出してしまい、 吹き出しを助長する原因になる場合もあります。

針穴からも羽毛は出ます

羽毛は非常に細かいため、小さな針穴からでも吹き出すことがあります。 カバーを直接縫い付けたり、襟元にタオルを縫い付けたりする加工は お避けください。

【対処法】生地が裂けてしまい、羽毛・フェザーが飛び出してきた場合、どうすべきか

裂けてしまった羽毛の生地

穴が大きくなり中身が飛び出してきた場合の対処の方法としては、救急の対応であれば粘着テープ。お持ちであれば補修布などで穴を塞いでください。

まず、簡易的に対処する方法として、ガムテープなど粘着テープで裂け目を塞いでください。

ゴアテックス加工羽毛布団

一番良い対処法は、ご購入時に添付されている補修布や販売されている補修布で穴を塞ぐのがベストです。

良くない対処法として吹き出しが気になって針で縫って穴をふさぐ。これは避けてください。

ゴアテックス加工羽毛布団

針穴が増えることで、生地に新たな隙間ができ、吹き出しやすくなってしまいます。

どうしても気になる場合や生地が裂けてしまった場合は、羽毛布団リフォームをご検討ください。

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まとめ

羽毛布団の中から吹き出しが発生した際の対処方はこちらになります。

状況 考えられる原因 対処法
布目から吹き出している ●ダウンプルーフ加工が不完全
●ドライクリーニング指定品を水洗いした
取扱店に依頼して、側生地交換を依頼する。一部であれば補修布で穴を塞ぐ。
縫い目から吹き出している ●縫い目のほつれ
●縫製の不完全
補修布で穴を塞ぐ。手元にない場合はガムテープなどで穴を一時的に塞ぐ。
小さな穴が空いている ●タバコなどの焼き焦げ
●カギ裂き
補修布で穴を塞ぐ。手元にない場合はガムテープなどで穴を一時的に塞ぐ。普段使いを考える場合であれば、リフォーム・買い替えを検討する。
大きく裂けて吹き出している ●経年劣化による側生地の破れ 穴が空いている部分をヒモで縛り、修理を依頼する。

普段使いの羽毛布団の吹き出しは構造上ある程度起こり得るものですが、 「強い圧力をかけないこと、掃除機の使用方法に注意すること、 針穴を作らないこと」などにより、リスクを抑えることができます。

適切にご使用いただくことで、より長く快適にお使いいただけます。

また中身が吹き出した状態でご使用になられますと、ダウンを誤って吸い込んでしまう恐れもあり、体にも良くないので、できる限り早めに穴を塞ぐ対処をされる事をおすすめします。

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